仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

タイブロガ事件の容疑者?がなんかはてなで人力検索しまくってた?とか(周回遅れ)

「人力検索はてな」でブロガー殺害容疑者の質問に答えていた[絵文録ことのは]2008/08/27
うあー...なんじゃこりゃ。
質問並べて見ると、かなりキモチワルイですのー。
ていうかこれ...ほんとにこのIDが容疑者のだったら、頭が悪すぎるというかなんというか。困惑。後からIPアドレス云々聞かれてもなぁ。
これ、証拠として提出されたら、心証真っ黒方向にいきそー。

事件後に、それまで一応問題とならずにねとわく上に淡々と綴られていたログが、事件の背景がどーたらとか、容疑者のココロの闇がどーたらみたいな一次資料として参照されちゃう、みたいな状況は、結構前からありましてー。
ヤマさん「(カツドン喰いつつ)ところで君...blogとかやってる?」みたいなヨノナカ。 - 仕事用のめもとか。
これ2006年か。この前でも事例ありげですがとりあえず。
んで前世紀からメールのやりとりを法廷で証拠として提出するって事例はあったと思うんですが(採用されたかどうかは未確認)、やりとりそのものをねとわくでやってれば、なんかあったらそりゃがーっと見に来られて、ログ保存されちゃうのが世の定め。フツーにメールでやりとりしてるだけでなんかライフログ出来ちゃってました、みたいなところから、さらに意図せずに残されたライフログが共有されちゃうーてフェイズに移ったちゅーわけです。
つっても、自分の感覚で考えても、メールとかチャットで露出する自分て、そら自分の限定的な部分なわけですよね。ねとわく上の文体に引きずられてリアル口調が変わったりとか中でごちゃごちゃ相互干渉ありますが、ライフログから心の闇(笑)ていうのは相当無理がある。そのへん捨象されまくってる流れに危惧を覚える瞬間もあるですがそれはさておき、今回の場合は、もし本当に容疑者が人力検索しまくって+もしほんとうに殺人を犯していたとしたら、今までの事例が心情的なものの痕跡だったのに対して、具体的な実行計画だったりなんだったりの痕跡になるというわけで、別の気味の悪さがあるですね。
いやはや。