仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

Second Life5回目というか、3D映像マシニマ制作のお話。

先日のネタですが。
セカンドライフを活用した立体映像コンテンツの制作と呈示 - 仕事用のめもとか。

で、早めにログイン。新アバター、顔がごつい……前よりはマシですが。

一応全身。勝手に仁王立ちにならないでください。よく見たら、後ろに飛び出す映像撮影用の車がありますですね。実際にはアバターの視点を利用して撮影するんですが、なんとなくカメラっぽいものがつけてあったりです。

後ろは通称早稲田理工ロボビル。スカートと共布のスパッツが長過ぎる件についてリンデンを問いつめたい…

んで、柴田先生ほか、関係者のみなさまが集まりまして解説開始。

まずはSL内で撮影された3Dムービー(になる映像…プリズム眼鏡をかければ)。よく見ると左右で画像が少しずれてるのがわかると思います。
立体映像ちゅうと厚紙にセロハン張った赤青眼鏡ですが、あれは色が難しいということで、色彩を残せるプリズム眼鏡方式を使っているそうです。
プリズム眼鏡は1つ数百円くらいだそう。送料込みで1000円くらいでなんとかなるんだったら結構敷居低いような……
ちなみに、ミシガン大だったかのラボでクライアント改造して立体視でSLを楽しめるよーにする研究とかもされているそうです。現行のクライアントが要求するスペックとどんくらい差が出るのか気になりますが、そーんなに差が出るものでもないような予感が適当にしています。信じないでください。

上のムービーが上映されるシアター。椅子を右クリック(Macはコマンド+クリック)して座ると、映写幕を見てる画面になりますんで、ぽちっとムービー再生ボタンを押すと始まる仕組み。もちろん再生中にチャットその他することができます。

一通り研究内容を解説していただいて、最後に記念撮影(当然立体視できるやつ)。右手にある謎の車が3D映像撮影用のもので、前の2座席にアバターが1人ずつ座って、その視点から映ってるものをそれぞれ録画すると、うまいぐあいに視差がとれた映像ができるっと。んで、後ろの1座席(セクシーねーさんアバターが座ってるところ)はカメラをコントロールするアバターが座る用です。
記念撮影は静止画でしたので、ねーさんの中の方が前の左右の席に交互に座って撮影していただきました。

試しに座らせていただいたのですが、ねーさんががっつり急発進してぎゃーとか言ってる間に学生さん?のアバター轢いてたのは内緒……(笑)

立体映像は、開発されたのはかなーり昔ではあるんですけど、ちゃんと立体感が出るように撮るのが異常にめんどくさいとかコストかかるとか、民生用機器で普及までいったものはまだあんまり……ないよね……感が。SFとかだと立体映像電話とか当たり前のよーに出て来るギミックではあるのですが、なかなか難しい。せいぜいバーチャルボーイへん? というか昔の任天堂ってなにげにチャレンジャーだよな……って、鬼売れしたから忘れがちですが、DSとWiiもチャレンジングな機器ですけど。
という感慨はとにかく、立体映像が難しいのは、コンテンツ制作&再生環境の問題だと思うのですが、ひょおっとしたら、Second Life、あるいはその他のアバターサービスなどで一気にブレイクスルーとか来たら楽しいかなーとはわはわデス。
ちょっとこのSIMはもう明日中くらいで閉じてしまうそうなんですが、Second Lifeでの研究も続けられるっぽいので、また機会があればレポらせていただければーとか思ってます。

……って、あ?
奥行きがあるけれど平面上で表現される3DCGと、飛び出す立体映像だと、かっこ良く見えるデザイン、見えないデザインが違いがあるのかどうかって問題もありますね……なんかついでがあったら伺ってみよー……(とろすぎ)