仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

タワーリング・インフェルノ’08


パチものB級映画もたまにはいいよね!みたいなノリだったのですが、全然違うし!
高層建造物の火事ネタじゃあるんですが、ベルリンだし、タワーだしでこれ勝手にDVD化する時に日本でつけたんじゃ疑惑がむらむら。
ちなみに原題はちょちょっとぐぐったくらいではヒットせず…。もう返却しちゃったしなー。監督はライナー・マツタニという日系人くさい名前なのですが、これもよくわかりませぬ。
とりあえずベルリン消防局が全面協力らしい。

地味なハリウッド映画に比べてお金はありません…特殊効果は微妙気味、役者は地味。
ただし、いきなり火事始まっちゃう展開とか、相当追いつめられてからのドロドロぶりのそのへんは面白かったです。
ずっと子どもへのお土産?を抱えてるおさんとか、救助作戦のシミュレーションをしに来た建築家とか、脇役が妙にいい味でてました。
主演俳優は若干……どうでもいい感満載でしたが、ヒロインは悪くなかったし。

元のタワーリング・インフェルノは実在しない建物で、エレベーターだけどこだっけ…西海岸のハイアット・リージェンシー使ったとかなんとかいう話で、コレも実在とかしないよねーとか言っていたら……
ベルリンテレビ塔 - Wikipedia
思いっきりあるし! 映画内の描写、もろにコレです。そのまんま。ひー。たしか球体の重さは4800tとか言ってたけど、それも同じだしー!
とりあえず、ベルリン行くことがあってもこのタワーには自分は近寄れないと思います……
だって……いっぱいいっぱい死んじゃうもん!それも結構悲惨な死亡例大盛りだし! 倒壊の危険もあるよーって話になった時に、半径500mに渡って避難命令でてたし!近づいたららめえ!

なにはともあれ、モデルっつーかそのまんま登板してきた塔は、日本で言えば東京タワーに相当する有名建物の模様。東ドイツ産だけど。
映画内では、球体内部は展望台+レストランの描写になってるんですが、リアルでも同じよーな感じのようです。
なんかへんな格好した建築家が、「この球体はこんな感じで心棒に20本の枝(? ここうろ覚え。枝ちゅうより円の一部みたいな物体ぽかったですが、セリフでどう表現してたか忘れた)を延ばして支えてる構造なの!火事になったら上の方は1000度とか余裕で越えちゃうからぐにゅーって溶けちゃってだんだん心棒から剥がれちゃうんだけど、1/3剥がれたら球体全体が崩落して、塔ごと倒れちゃうの!(かなり意訳)」とかってーシミュレーション動画だしながら消防隊のおじさんに説明してたんですが、ほんとにそういう構造なのかなー… 一応対テロとかありますんで、ああいうランドマークなところの構造とか詳しく出さない方がよさげなご時勢じゃありますが。
とりあえず、球体下部になんか避難ステップ?と呼ばれるぐるっと回る通路があるぽいので、万一ベルリン観光中に火災に遭遇されましたら、慌てずに誘導に従って避難用階段からそちらへ…
エレベーターに無理矢理乗り込むのはやばいらしいですよ!!!
て、日本人だったら地震時のエレベーターはマジやばいというのが染み付いているので、階段を慌てず騒がずおりるおりるで対処しそうではありますが。なんでお前ら必死にエレベーターに乗り込んで必死に死亡フラグ立ててるわけ?とかなり思った……

て、原題含む詳細情報が。
2008-01-11 - [SAMPLE]ビデオながら見日記