JJ vs. CanCam 12月号。

ていうか、既に「Elastic: CanCamのお株を奪うViViのモテ服特集」みたいな感じでVivi急浮上だそうで、今更JJとCanCamバナというのもなんなんですが。

なんか今月号をぱらぱらしてましてですね、妙な違和感が...........
あ！と気づいて両者をひっくり返すことしばし。

両誌ともに読者登場コーナーあるんですが、JJの読者の方がケバい！ケバいだろうこれは！！　派手とか女度高いと攻めに行ってるとかそーいう問題ではなく、端的にケバい。

ざっと目視で比べただけですが、明らかに髪色の彩度高い！巻きまくり！チークがなんかびみょー...なのは、JJは神戸とか名古屋文化がアレなんでしゃーないけど。なんかねー、JJの方がギャルっぽいんですわ。やっぱり。

特にJJのセレブ会がどーたら記事。JJ＝お嬢で行くんなら、ニューヨークソーシャライツ（パリでもいいけど）へんをロールモデルにして作らなあかんやろ思いますが、なんつーか...かなりセレビッチ系寄り。少なくとも東海岸でもヨーロッパでもないだろってのが見開きにいたりするし。いやそーいうキャラはそーいうキャラでいいんですが、JJってそういう雑誌なの？

あと、CanCam読者の子の方が概してカワイイ.....JJの方は読者撮影現場にメイクさんナシ、CanCamの方はロケバス内突貫工事かもしんないけどメイクさんが一応やってる、くらいの差を感じます。実際はどーだか知らないけれど。
JJの方、明らかに鼻のファンデが取れてる子がいるのは、ほんとに可哀想。半職業的な読モさんかもしれないけれど、基本、そうそうあるこっちゃないんだし、普段の３割増くらいで載せてもらいたいやんか。親とか複数冊買いして親戚やらご近所にでも配ろうとワクテカしてるかもしれんやんか。ちゃんと気をつけて綺麗に撮ってあげようよ...ていうか、せめて一緒に映ってる友達、教えてやれよ...（号泣）

なんにせよ、エビちゃんもえちゃん様級は一応「目標」ではありつつも、もはやアイコンというかなんというか象徴的なレベルにいっちゃってるのに対して、「読者」紹介枠で出てる子は、ほんとに読者かどうかは別として、アクセスシブル（笑）な目標つーか、自分でも気合い入れればあれくらい行けるかも？とか、友達でこれくらいの子はいるべとかそーいう水平〜仰角15度くらいのところに位置してないといけないわけで、それが斜め下風味とか「うちらの仲間ちゃうわこのヒトら」だと、どんなにプロのモデルさんが頑張っても、本売れませんわ。
どういうスタイルに外見組むかちゅー戦略はアイデンティティにいかんともしがたく食い込んでくるわけだし、たまたまの通りすがり買いは別として、継続的な読者になるつーことは、読む理由はあれこれあれど「CanCam/JJ読者である自分」を引き受けるちゅうことになるわけでもあったりしますしのー...

有村美樹様は文句なく麗しいし、本来のJJの世界観を表現できるモデルさんだと思うんですが、これはなー....きっついわー...ということに今更気づいたのでした。遅すぎの予感。

＝07/11/08追記＝
雑誌とアイデンティティのからまりっぷりについて、非常な好エントリが。なんというシンクロニシチー。
■美容院でCanCamを渡された時の反応 - CanCam専属ブログ
ちなみに昨日、美容院に行ったんですが、持ってこられたのはエル・ジャポンとヴォーグ・ニッポンでした。
おフランスハイファッション誌って格好では全然なかったんですが、持ってきた人が若い人だったんで、単純に年齢で判断して無難に選んだのかも。30代なかばの客にSTORYほか40歳雑誌振っていいのかどうか極めて微妙だしね！
ちかたがないのでジェマたん探ししてました。ジェマたんかわいいよジェマたん...でも最近あんまりコレクション出てないっぽいので寂しい。リリーたん（ドナルドソンの方）はいっぱい出てましたが。