仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

Wikipedia初音ミク項目を巡るほにゃららと公の公準。

えーとなんだっけ、あっこにおまかせでバイアス激しい紹介され方して揉め、同時期にWikipediaの記述が公式サイトの文章こぴぺで一時削除でもめ、ぐぐるイメージ検索で出なくなって揉め、で3段ロケット状態だったんかいのー? ぶっちゃけようわかっとりませんが。

んで、Wikipediaの騒動を巡って。
まとめサイト化するウィキペディア - 24-Hour Survival

思い出したのは、このあいだ東京タワーに始めて登ったんですが、最初の展望台はまあ、夜景がキレイねーなんですわ。六本木ヒルズとかそのへんとあんま変らないちゅうか。
で、特別展望台。これは凄い。
首都圏ちゅうたらだいたい人口1000万〜?くらいだと思うんですが、お前ら4000万くらいいるんじゃね?つうくらい、はるか遠くまで光点が連なってて、ぶたまげましたのですよ。広い。とにかく広くてずーっと光が連なってて。夜景ちゅうたら香港とか神戸とか言うけれど、見下ろせる場所さえ確保できれば東京が宇宙一ちゃうかつー話。
高さは100メーターだか150メーターだかの違いなんですが、ぜんっぜん「世界」の広さが違っちゃう。
そのへんで、同じ「公」ちゅうても、なんつーかdegreeがズレちゃうつーことも稀にしばしばあるわけで、じゃあWikipediaは日本語話せるやつをどれだけ包摂した圏域を持ってるものなのかなちゅー定義の問題であることかもしれませんのー。Wikipedia本来の理念から言えば、日本語読み書きできてネット使えるヤツ全員ちゅうことにはなりげですが。

ちなみに「FFXI用語辞典++」ちゅうものがWikiベースであったんですが、初代はネ実用語を登録したがるのvs.削除したがるのでもの凄い抗争になり、そうこうするうちに管理人が失踪。で、権利関係あいまいながら何カ所かが引き受け手として手を挙げて、ぐだぐだと継承はされてるんですが。
ネ実は確かにネタの宝庫としてはアホでおもろいこともあるし、ばじょんあっぷ後の鬼の検証作業もしたらばとかとやってる場ではあるんですが、自分の周り見てるとそんなもん全然見てないプレイヤーの方が多い。
で、「俺みたいに皆ネ実見てるに違いないんでネ実用語重要」と考えるユーザーと、「見てないプレイヤーだってようけおるやん!ネ実民FFXIプレイヤー<FFXIプレイヤーなのは確定的に明らかやん!つうかネ実厨Uzeeeeee!」と考えるユーザーの抗争が発生、結果、攻略情報集積しないときっついタイトルだし、みんなでどうにかすんべやちゅうてせっかく作られた場が一度廃墟になってしまいましたと。管理人失踪の経緯は謎に包まれているのですが、個人では到底支えきれないほど運営コストが高くなってしまったことはまあ、容易に想像つくわけですわ。個人的には、運営側から見れば削除厨の方がアレだったとは思っていますけれど。新着用語の欄にネ実語が並ぶのがイヤだったんでしょうけど、そんなんリスト見えへんようにしてたら関係ないちゃ。負荷とかどうなっとったんか知らんけど。
要は、「公」のレンジをどう設定していくかちゅー問題は、「公」に含まれている見知らぬ(自分が)他者をどれだけ想像することができるか、ちゅーところにかかっとるわけですの。ネ実用語登録しまくりも、ネ実用語削除しまくりも、おそらくは自分の似姿の集積としてしか「FFXI用語辞典++」における「公」を想像できなかったと。いやまあ、いちいち自分から遠い他者を想像しつつ動くのもダルい話じゃあるんで、しゃーないちゃーしゃーない部分があるんですけれどね。
で、やばいのが、自分の想像の範囲外のことって、具体的に襲いかかってこられたりしねえと不可知なもんであり、世界はあらかじめ当たり前のものとして現前してるもんではあるので、俺の「公」とお前の「公」がズレまくってるという、ただそれだけの単純な事実が見えないままに、唯一のものとしてそこに存在しているように自分には見えてしまう「公」を巡って仁義なき戦いちゅー事態が稀によく起こりがちなのが世間であり、またねとわく文化でもよくある風景ではあると。

んで先のエントリの言及先。元はWikipedia上の著作権的にやばげな記述をどう処理すべきかというお話。
著作権の親告罪が誤解されている? - まちゅダイアリー(2007-10-21)
著作権、ほんまわけわからんよね....とりあえずこの場合は「規約的にアレだったんでこういう処置でおk」になるんじゃないかというお話。
調べる度に発狂しそうになりますが、何度調べてもまたちょい違った事例出てきて頭が沸騰しちゃうよ!
とりあえず本何冊か読み比べしないとどーしようもなさげではあると思いつつ、後回しになっちゃっててヤバヤバくぽ。

脈絡なく思い出したのが、著作権の成立と公共圏の成立(実体として「存在」したもんじゃないんでこのへん扱いが微妙ですが)が、なんか平行しとるちゅうかなんらかの連関持ってできあがったもんじゃないかつうのをどっかで読んだのかそれとも妄想してたのか、なんかひっかかるんだけど思い出せない。案外ハバマスにモロに言及されてるかもですが。あ、この場合はEUの歴史上てことで。

さらにところで、ねとわく文化vs.マスコミみたいな図式が入ってる事象をひっくるめられるタグが思いつかないのだけれど、なんかええのがありゃーせんかいのー。みたいなぐだぐだのまま今日のはてな活動終わり。

追:「まとめサイト」文化自体は、「私」だか「公」だかわからんところでくねくねしてるとっから、「公」的なものが立ち上がる瞬間を感じることができる場合もなきにしもあらず、とは思っていたり。鳥はむとか。

=07/10/24追記=
すっごい滑るよ! - TBS不祥事の歴史年表
TBS不祥事年表。