仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

「バーチャルワールドサミット2007」関連レポなど。

4Gamer.net ― 「Virtual World Summit 2007」開催,Second LifeとポストSecond Lifeの開く世界は?
PS3「Home」やバーチャルリアリティ--ゲームにまつわる仮想空間技術の現在 - CNET Japan

「仮想空間」じゃなくて「コミュニティ」、そしてユーザー体験重視な設計が必要というまあ当たり前ちゃー当たり前なお話など色々。

=07/10/23追記=
THE SECOND TIMES : 【Virtual World Summit 2007レポート】セカンドライフ参入の成功のコツは「ユルさ」にあり
後半のmeet-meの話が面白い。

meet -meは現実世界の地図情報を取り込んで実際に存在する地域を仮想世界化している。これによりユーザーは自分の住んでいる街をmeet-me内で訪れることができるので、「どこに行ったらいいのか分からない」という問題が解決されるとのこと。
森山氏は「”銀座”という街はmeet-me内に一つしかないので、ビジネス面でも現実世界との連動がしやすく、またGPSを利用して携帯電話と連動させることもできるだろう」と語った。
また、同プレゼンテーションではmeet-me内のルールや機能も公開。meet-meではセカンドライフのような「飛行」はできず、移動手段は基本的に歩くのみ。テレポートは駅やバス停まで行くと他の地域に移動できるようになっているという。さらにmeet-me内は時間も現実世界と連動しており、天気も徐々に変化していくとのこと。ボイスチャットも始めから搭載されているそうで、他のユーザーと実際に話すこともできる。
客席からは、「meet-meにはセカンドライフのような経済圏が存在するのか?」という質問が出たが、森山氏は「仮想通貨ではなくポイントシステムを導入し、既存のポイントと連携していく」と説明。
meet-meは2007年12月にα版をリリース予定で、2008年4月に正式サービスを開始する予定とのこと。

「リアル」な地理感覚をとっかかりに遊ばせるというのは、敷居を大幅に下げられそう。
今のところ「東京」だけれど、事業が広がりんぐすれば別に「大阪」「京都」とか「クアラルンプール」とかどんどん追加していきゃいい話だし。自前で運営するか委託するかはさておき、世界展開だって出来ないわけじゃない。
まあそれこまで行ったら、アキバ鯖やら中野鯖(主にブロードウェイ)が世界中のアレゲな人結集で鬼のように重いわ稀によく落ちそうですが。

で、若干説明の仕方が引っかかった記事。
Jin-sei、HiPiHi--「3Dインターネットの可能性はマルチバースに」ngi小池氏 - CNET Japan

「経済誌でも“バーチャルワールド”の話題が増えていますが、課題も多く“ビジネスにならないのではないか”という論調もあります。ここで、 1993年を振り返るとインターネットもビジネスにならないといわれてきました。でも今はどうでしょう。ビジネスに欠かせない社会インフラとして定着しています。10年後の“バーチャルワールド”がどうなるかは、これからみなさまとどう発展させるかにかかってくると思います」(小池氏)。
 バーチャルワールドに限らず、「ビジネスにならない」という台詞はさまざまな分野で耳にする。今や確固たる地位を築いたSNSですら、同様のことがいわれてきた。「mixiは、時価総額2000億円を超えています。投資が5600倍になり、大きな収益をもたらしました。実際にビジネスになっています」(小池氏)とのことだ。インターネットやSNSと同様に3Dインターネットに関しても、ビジネスになりうるというのが同氏の主張だ。

mixiについては使い所に困ってるとしか思えない*1時価総額じゃなくて、事業として動いてるところで出してる営業利益とかそのへんから語って欲しい気が激しくするんですが。そんなにアフィな皆様でも引っ張りたいのかしーら。
ミクシィ、業績予想を上方修正 前年同期から2倍の増益 - ITmedia ニュース
2007年9月の中間期で「売上高は46億円(前回予想比5億円増)、経常利益は18億円(同5億円増)、純利益は9億5000万円(同2億5000万円増)。前年同期比では売上高が約136.2%増、営業利益は104.6%増、経常利益は113.4%増、純利益は115.6%増。」みたいな。

*1:ある意味デカくなりすぎてなにをどうしたらいいのかよくわかんなくなってきてる感が強すぎというか。ニコ動買わない/買えないのはしゃーないとして、ニフ動みたいな必死な軽さを失ってるのは中長期的にはなはだよろしくないんでねえべか?