仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

映画誌・音楽誌がぐだぐだな件。そしてブログマーケティング隆盛の構え。

Expired
あら産経配信か。

出版科学研究所(東京都新宿区)の調査によると、国内の映画雑誌は「キネマ旬報」「スクリーン」「映画秘宝」など計8誌で、昨年の総発行部数は約330万部。ピークは平成10年の約870万部だったが、ネットの普及で減少してきた。

 「映画雑誌はスター俳優が人気を支えていて、作品のヒットは部数増につながらない。平成5年、薬物の過剰摂取により23歳で亡くなったカリスマ・スター、リバー・フェニックス(米俳優)以来、彼に代わるスターが登場していないため、部数減が止まらない」と同研究所は分析する。

 10年に創刊された「プレミア日本版」は一昨年に休刊。映画や音楽を重点的に扱っていた総合カルチャー誌「INVITATION」は10月号から、各界有名人のライフスタイルを紹介する総合的男性誌に内容を刷新した。発行元のぴあは「切り口を明確にして部数増をめざす」としている。

 音楽関係も状況は同じで、8年には83誌で計約5308万部あった雑誌が、昨年は83誌で2407万部とほぼ半減した。

 こうした苦境をうけ、映画製作・配給会社は、雑誌からネットに広告戦略をシフトしはじめた。人気ブロガーに作品紹介を働きかけている。

てか映画誌、ピーク時にそこまでいってたとはびっくりですが。つかリバー・フェニックス死んだからダメくぽってどういう分析なのかよくわかんない...スタンド・バイ・ミーの後ってなんかやってたっけ?

配給大手のギャガ・コミュニケーションズの宣伝本部には、ネットを活用した宣伝などを手がける「サイバーメディアグループ」がある。人気ブログやその閲覧者の特性を調査・分析してPRを計画する。

 公開中の邦画「遠くの空に消えた」では、主要な客層と想定した団塊ジュニアとその子供にアピールするため、対象層に人気のブロガーを選び試写に招いた。

 その結果、月10万〜100万人の閲覧者がある複数のブログで作品が紹介され、作品の公式ホームページの閲覧数急増につながった。

 同グループの青木基晃・グループマネージャー(36)は「安易に物事をほめないブログに書かれた意見は、大勢に支持され確実に集客につながる。ブロガーが同世代ならなおさら。同業他社もこうした戦略を本格化していますよ」と話す。

 出版科学研究所の村上達彦研究員(36)は「面白い情報探しのツールとして、雑誌はネットに負けている。このままでは部数の増加は難しい」と話しており、専門誌の苦境はしばらく続きそうだ。

つっても、これジャンルによりけりなわけで、ファッションとかはまだまだ雑誌じゃないかなー。
ファッション系、特にコーディネートネタ周りは異常にバリエーション多いし、情報量多いんで、それを「ページぱらぱら」感でこなしつつ見られる仕組みが出来ないと、ネット上では難しいと思う。
映画とかは上映情報と、内容を紹介する公式サイトでたいがいいいしなあ...て、映画誌って俳優・女優スキーな人が買うものだと思ってたんだけど違うのかしら。

で、たまたま別件でブログマーケティングの問題点まとめられてるエントリあったので、おまけに。
ブログマーケティングに感じられる違和感と、3つの論点 :Heartlogic
このへん、映画は「試写会見ました」でいけるからラクな気がする。あらゆる意味で適合性高いというか。は、ネタバレされっと困る部分はあるか...
じゃあマスメディアはどうやってんの? そうすると「ブロガー」って何? :Heartlogic
マスメディアのあり方との比較編。マスメディアも貸し出しとかイロイロあるけどまあそんな露骨なことはしないから〜という信頼関係で回してる&ビジネスモデルが全然ちゃうというところでおkになってるんではないかという指摘。

そういえば百式×そぬーその他なコラボでマーケティングやってたと思うけれど、あのへんどう評価されるのかしら。

久々に見たら、なんつーかもはや、ブロガ束ねて企業と仲介するという立ち位置になってるぽ。