仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

そういえば忍法地屏風って…

山田風太郎の『忍法八犬伝』に、風太郎忍法でも1、2を争う物凄い忍法があるのですよ。忍法地屏風。
珍しく魔法的な忍法で、効果範囲は術者の周辺十数メートルくらいなのか? ちょっと説明しにくいのですが、「地面」が垂直面になる、「壁」が水平面になる、という感じで90度世界がズレちゃうというモノ。単なる錯覚ではなく、物理現象もそのままズレちゃうので、死闘中に使って混乱させまくって倒すという感じ。

で、それが伝授されたきっかけがまた凄くて「甲賀に修業にいったら、すげー美人の熟女くノ一とデキちゃったんだけど、熟女くノ一は高まってくると息に毒が混じって相手を殺しちゃう体質なので(本人コントロール不能)、しゃーないんで息から遠のくように騎乗位でやってたんだけど、それだと相手の男がヘソ曲げるからこの忍法使ってなんか誤魔化してて、それでついでに習った」という事情。ちなみにこのタイプのくノ一、『甲賀忍法帖』とか短編作品(タイトル忘れた)にも出てきます。
まあ、「1、2を争う忍法」と各界で評価されているのはこのわけわかんなさというかなんというか顎が外れ感にあるわけですが…

で、たまたま風太郎スキーの友達と話をしてて、ソレの話になったんですが…

友:後背位でやってればよかったんじゃね?

そ、その発想はめも子にはなかった!!! 風太郎にあったのかどうかはシラネ……