仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

トヨタ×朝鮮日報ほか韓国保守系3紙。

Chosun Online | 朝鮮日報
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ストストな現代自動車のぐだぐだな一日のルポと、トヨタが海外プレス44社向けに行ったレクサス工場見学会の模様を対比。レクサス工場の見学会のレポの方は、最新鋭設備ではなく、詳細な組立て手順の徹底やら感性訓練やら「組立てるヒトの尋常でない能力の高さ」が重点置かれておりまする。
自動車はわりと製造国への好悪で消費が左右されがちなアイテムだとサーチナの統計でなんか出てたよーな気もしますが、この対比は鮮やかすぎる...

で、3日後の記事。
保守系3紙がいっせいにレクサス工場の話を取り上げたので、韓国内で話題になった模様。

先週、トヨタ自動車は実に効率のよい宣伝に成功した。6月29日付けの朝鮮日報の第1面、同じく東亜日報の第2面、中央日報の第3面に、トヨタを称賛する特集記事が一斉に掲載されたのだ。メディアに批判的な韓国の週刊紙「メディア・オヌル」が「判で押したような特集」と指摘したのもうなずけるほどだ。記事の内容はトヨタの「レクサス」を生産する工場を現場取材したものだった。実際、こうした記事は数千万ウォンの広告を数十回掲載するよりも大きな宣伝効果がある。

そんで、見学会の内容なんかをレポってます。

 トヨタは記事の出る前日の先月28日、レクサスの宣伝のために44社の報道機関から53人を集めて取材の場を設けた。いずれも東京に駐在する各国から来た特派員だ。集合場所は工場のある愛知県豊橋市の豊橋駅。東京から新幹線で1時間24分、往復約1万7000円かかった。もちろん交通費は取材する側の負担だ。豊橋駅から工場まではトヨタが所有するバスに乗って移動した。30分ほどの距離だった。つまりトヨタが負担した交通費はバス1台を1時間走らせるのに必要な程度のガソリン代だけということになる。
 バスに乗ると座席に軽食が用意されていた。サンドイッチに果物、ミネラルウオーター。この日トヨタが提供した昼食だった。コンビニに行けば500 円ほどで買えそうなセットだ。ミネラルウオーターの値段を合わせて1人当たり600円と仮定すると、トヨタが記者53人分の昼食代として負担したのは3万 1800円ということになる。バスから降りて会議室に移動すると、各席に「レスサス」というロゴのついた野球帽が置かれていた。街で買えば1つ2000円程度だろうか。集まった記者の全員が持ち帰ったとして、総額10万6000円ほどの経費ということになる。結局、今回の行事で生じた経費のうち、取材に訪れた記者らに直接使われた金額は十数万円にしかならないと思われる。もちろん、本来はこれも取材する側が負担すべきものであるが、トヨタは少ない投資で非常に大きな宣伝効果を上げることに成功したというわけだ。

Chosun Online | 朝鮮日報
Chosun Online | 朝鮮日報
で、同日にたまたま現代のストがあったので、少なくとも朝鮮日報はレクサスマンセーと取りやすい記事掲載と。
...他の国も交えて呼んでいるんで、別に現代のストに日程合わせたわけでもないでしょうが、広報力おそるう゛ぇし。