仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

「マスメディアがWebサイトアクセスにおよぼす影響」by藤井聖子@東京経済大学(広報研究11号)

えー、評論家A氏のサイトへのアクセス×A氏のマスメディア露出状況を分析と。中心はユニークユーザー推移です。
非常に良い事例で、露出頻度そこそこ、そしてテレビ特番・テレビレギュラー・Yahoo!ニュース掲載・通常時といろんなパターンが見られます。

で、結果としては、

・アクセスが一気に膨らむのがYahoo!ニュース(のトップ)>テレビ特番>テレビレギュラー>新聞。blogなどの影響は測定不能。

#到達率そのものはテレビがまだ高くない?とは思うんですが(視聴率次第だけど)、やっぱりテレビで見たことを検索するっつー敷居があるんでYahoo!ニュース強いのかも。
#逆に放送と通信の融合wがきわまって、Wiiリモコンみたいなポインタデバイスで、テレビに映ってるヒトとかモノを指したらタグ参照して自動で検索見に行くとかになったら、情報のハブとしてテレビ最強?。いや、こーいうことになるのかどうかは知りませんが。ていうか、テレビとWiiの間でタグ受け渡しってのが出来るんだったらそのままいけそーな気もする...技術わかりませんが。

・検索語のぶれ(表記違いとか)が多いのがテレビ>>新聞>>Yahoo!

・テレビ特番放映中にアクセスがピークになるんだけれど、放映が19〜21時、その後22時まで山なりに減ってくんだけど、そこから23時前後にもっかい山が来てるように見える

#時間軸の取り方による気もしますが、まあ深夜まで影響が続いてますです。
#寝る前にネットして、今日TVで見て気になったことを検索するヒトっていうのがそれなりにいるぽ? でもこれ、ネットでの反応見てそっからっていうタイムラグの可能性も一応あるか。て、Yahoo!ニュースの場合は二度目の山はないので、素直に見ていいか。
#しかし、テレビ見ながらネット調べるって、ご家庭内でテレビと端末がどういう配置になってるんだろ。リビングにテレビ+パソなのか、テレビ+携帯なのか...テレビ見ないので、なぜヒトは検索してしまうのかはなはだよーわかりません。謎い。

で、藤井さんが他にどういう研究されているのかはなはだ興味があるのですが、なんか...同名の方大杉でしっちゃかめっちゃか。東大で言語学されてる方っぽいのもいらっしゃるんですけど、これは同名異人...? 国立国会図書館データベースで見ると、言語学関係はとにかく水草研究とか意味わからん...

popular culture
どうやらこの方っぽいんですけど、今年度院生なのかどうかもよーわからん。「web内容分析手法ー女性向け商用webの分析例として」情報通信学会報告(2002年)てえのに、超大変心惹かれるのですが、学会報告か! 情報通信学会、報告要旨の公開してないしー! 
アカデミズム枠以外でも興味持ちそうな人いっぱいいそうなテーマなのに勿体にゃ〜。