仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

『智場 108号』ゲーム特集

2006-12-21 - Critique of games - メモと寸評
先日ひよこ屋さんにいただいちゃいました。ありがとうございます。

で、内容はゼビウスを作った偉い人へのインタビュー+山口先生のネトゲ内経済バナ+Second Lifeバナ+伊藤先生&井上さんの海外ゲーム研究動向みたいなお話などなどなどで盛りだくさん。盛りだくさん過ぎてこの値段でいいのかと不安になるくらい盛りだくさん。
で。恐ろしいことにSecond Lifeネタについてはウェブ公開も。


土居さんという方はリンデンに夏からいる日本人な方の模様。

鈴木 健(以下,鈴木)── 『セカンドライフ』はOSとかプラットフォームであるということを宣言するタイミングが重要だと思います.今はベンチャーにしかできない独自の道を進んでいますが,プラットフォームだと認識されると,同じものを作ろうとするライバルが出てきて厳しい競争にさらされるようになります.Netscapeはタイミングが早くて,Googleはいいタイミングでした.私は『セカンドライフ』には期待しているので,宣言は慎重にしたほうがいいと思うんですがね.

いやはやまさに。でも宣言するしないに関わらずもうメタバース一番手なのはあからさますぎというかなんというか。
グーグルはリンデンを買いに動いてるんだろうか...グーグルもMSもすっごい欲しがりそうですけれど。ていうかXbox360とかPS3ならちょちょっとやればクライアント動いたりするのかしら。

で、あとSL内のガバナンスの問題。

土居── コミュニティにアクセスできるユーザーを限ることができるように,島のオーナーはパーミッションをコントロールすることができます.しかし,ユーザー間のトラブルがなくなることはないと思っています.現実社会と一緒ですね.リンデン・ラボは,あらかじめ定めてあるコミュニティスタンダード(六つの禁止事項)を侵された場合には対処しますが,それ以外の場合には基本的には対処しません.われわれが常に監視して,特定の人たちを『セカンドライフ』からいなくさせるように何かをするということはしない方針です.ブログや『セカンドライフ』内で行うタウンホール・ミーティングを活用して,ユーザーの声に耳を傾ける機会は設けていて,それによってわれわれの決断を変えるということはあります.

コミュニティスタンダードってなんじゃろ...ちょと内容気になりますが。

って、公式みりゃいいのか。
Community Standards | Second Life
差別的言動・ハラスメント・他人のプライバシーの勝手な公開?・18禁コンテンツ・鯖攻撃やらスパムやらなにやら。
「アサルト」て項目がいまいちよーわからん。戦闘できたんだっけ。

ある意味ネットコミュニティに必要な規律の最大公約数ではあるんですけど、なんか抽象的というか個々の事例で判断分れてしまいそうな。こういう場にしばしば沸く常にいろんな物の斜め上を行く人々とかなんとかどーすんだろうという気もまだまだしたり。謎です。内部的にはもっときっちりしたポリシーはあるんでしょうけれど。