仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

SLで和風町を運営してる方へのインタビュー@4Gamerの連載2回目

【4Gamer.net】[週刊連載]Second Lifeの匠を訪ねて 〜メタバースの挑戦者達〜 第2回

4Gamer:(略)ずばり,RandyさんにとってSLの魅力とは何ですか?
Randyさん:(開発元の)Linden Labの謳う言葉なんですけど,「Your World. Your Imagination.」ですね。これって凄くSLを言い当てている言葉だと思います。想像力さえあれば,どんなことも可能。これに尽きますね。
4Gamer:Randyさんの頭の中にあるイマジネーションに対して,SLは十分に応えられるだけのものを持っている,ということでしょうか。
Randyさん:ツールは目の前にあるのですが,すべてを実現するには,もっと多くの人の理解と参入が必要だと感じます。既存の住人の方との協力関係を広げていくことはもちろんなのですが,SLにまだ手をつけていない方々が,「SL=ネットゲーム」という意識をなくして参加してくれれば,もっともっと世界が広がると思います。
4Gamer:それがまさに次に聞きたいことだったんですよ。Randyさんは,SLをどういうものとして捉えているのですか? Webなどと同じ位置ですか。
Randyさん:限りなく近いと感じます。よくNAGAYAのみんなと話すのですが,国内の実在する観光地の方々が参加して,そこをアピールするようなことって,まだどこもやっていないですよね。例えば京都の観光局などの方が興味をもってくれたら,とか真剣に思っています。
4Gamer:それは興味深いですね。主に欧米とはいえ,現実の企業の進出は結構進んでいるようですが,観光関係はまだ全然ですよね。
Randyさん:私も,企業さんのSIMを見て回っていますが,まだまだSLというものを持てあましている感じですね。これから楽天のような感じで,実際の商材を売買できるようになる可能性もあると思うのですが。

クオリティやべえ。なんじゃこりゃ。男性の派手めな着流しに三波春夫を一瞬思い出しましたが。
UOの内装文化は異様にクオリティ高かったので(確か本業インテリア系の人としか思えないレベルでカラーコーディネートのロジックから解説しているHPとかあったようなうろおぼえ。殺伐無限鯖にも露天風呂&桜満開庭つき邸宅とか、中間色でまとめたすっごい素敵なおよーふくやら雑貨ショップとかありました)、あれやってた方がSLでも活躍されているというのは非常に納得いくところです。

東南アジアすきーが集まってSL内にボロブドゥール建設とかも(資金とか人手の問題はあるけれど)可能というか、好きな映画や作品を再現するのも可能というか。
ただ、でかい景観作るのは大変だし、所詮ポリゴンといえばポリゴンではあるので、個人的には京都のような大きな観光地そのままよりも、倉敷(ここも十分でかいけど)系の町並み型観光地とか合いそうな気がする。川越とか。細部を作り込んでいく職人技で感動、なら人工物が良いんじゃないかな。テクスチャも自分で作って入れられるんだっけ...そのへんの職人希望。やっぱ畳はまっさらよりある程度日焼けした感欲しいじゃんみたいな。

ところで、ビジネス系のニュースとかでSL出てくるのもなんかもう珍しくなくなってますが、まだまだ感は確かに。
Expired

2005年の初頭には10万人だったメンバーが今年に入り40万人に増え、今では150万人以上に拡大し、オンライン状態にあるユーザー数は常時平均1万人となっている。月間の成長率は現在10〜12%だが、アナリストによると、Second Lifeのユーザー数は2007年6月までに900万人に膨れ上がる可能性もあるという。

 そして、そこには仮想経済がある。Second Lifeでは、アイテムやサービスの売買に「リンデンドル」と呼ばれる独自通貨が使われ、この仮想通貨は1米ドル当たり約271リンデンドルのレートで本物の米ドルと換金できるようになっている。いまやSecond Lifeで1日にやり取りされる金額は平均35万米ドルに膨れ上がり、今年10月には900万米ドルものお金がSecond Lifeで費やされたという。

と、プラットフォームとしてのSLは鋭意成長中であり、

現在Second Lifeで提供されている最も大きなアイランドを購入する費用は約5000米ドル。それに、メンテナンス料としてさらに毎月約300米ドルが掛かる。
 そして、自分の「土地」に好みの3D環境を構築するための開発コストがさらに必要となる。その額は性能レベルによっても異なるが、1万米ドル以上になる場合もある。それにプラスして、月額のメンテナンス料が必要となる。

企業レベルででかいパビリオン作るとしたらこんな感じっぽいのですが、

これまでSecond Lifeで最大規模のプレゼンスを確立しているのはSONY BMGだ。同社はSecond Lifeのアイランドをまるごと1つ購入し、「Sony Music Media Island」と命名している。このアイランドには、「アーティストのラウンジ」が幾つか設けられ、そこを訪れれば、オーディオスレイブ、DMX、アウトキャストジャスティン・ティンバーレイクといったアーティストらの楽曲をストリーミング視聴したり、ビデオを見たりできるようになっている。またこれらのラウンジでは、フォトギャラリーやアーティストのバイオグラフィーのほか、各アーティストのWebサイトへのリンクも提供されている。

 ラウンジにはさらに仮想ショップも用意されており、メンバーは自分のアバター向けにレーベル公認の衣服を購入したり、楽曲を購入したりできる。購入した楽曲は、Second Lifeの仮想世界内で再生したり、ほかのメンバー向けに配信したりできる。さらにこの仮想ショップでは、アルバムやモバイルコンテンツなど、実際の商品を購入するためのソニーの各種音楽サイトへのリンクも提供されている。

デジタルコンテンツもっているつーことで相性が良いはずのソニーBMGも色々始めているものの、なんかベタだよなあ。音楽聞けるのがSL内ちゅうのもセコい気がする。デジタルコンテンツの場合、仮想wとリアル(iPodぶちこんで)と両方持って行けるのがメリットなんだから、そのへんどうなのよどうなのよ。

Media Islandはまだ、どちらかと言えば「静寂モード」にあり、ソニーはこの取り組みのプロモーションはほとんど行わずに、コンテンツや機能を追加するなどして、その充実を図っている。それでも、Media Islandには始動以来、既に約3000人の訪問者がアクセスしている。

.....3000!? プロモーションほとんどしてないつうても、桁がなんかおかしいんですが。

とりあえずnagayaな方は和物系ドロップシッピングとかやんないのかなー。いや、行ってみて「和系もいいわよねえ」なしみじみなところに、「コレ作った凄い人」推奨な(=センスよさげなという保証つき...のように訪問者には見えるはず。当然その期待裏切らないアイテムセレクト必須ですが)お香とか小物とか物販あれば、フラフラと自宅買いやらママンにたまには親孝行買いしてしまいそう。今のところ動いてるのは北米中心なんで、そのあたり海外発送対応業者なり北米で事業やってるとこなり探さないとアレかもですが。お手軽予算対応アイテムだけじゃなくて、ワン&オンリー系のごついの(デジタルガジェット漆塗りとか。数十万級)に食いつく北米もいないでもなさげな気がする。
つか、決済やら発送、クレーム対応の問題があるとしても、SLで国内向けのみでやるのは寂しい気がします。そのへん、物流な人々はどんくらい対応してるんだろう。Fedexなりで個人or小規模業者でも、お届け&決済ワンストップサービス結べればいけそげではありますが。妄想。