仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

TENPAIタンの凋落とMMOの変化。

ふと思い出したのでグループキーワードにテンパイを追加してみたのですが、HPのただの一読者でしかなかったワタクシ的な補遺。

  • UO時代

詐欺られた人はそりゃたまらないだろうし、また緑PK*1とかの手法をよく使っていたので鯖同じ人はかなりイヤだったろうと思うけれ...ど、まだ当時のUOはそれも「スタイル」としてアリだったような。例えば重くて持てないドリブル中のモノを取られてもそれでぎゃーぎゃー言うのは「フィールドに落ちているものは誰のものでもない」規範によりぎゃーぎゃー言う方がウザいという判断をする人もそれなり以上にはあったような。

あと、まだ公開されている部分でも散見されますが、テイマーに代表される「オタカラ狩りゲーなれあい基調UO*2」への批判、トラメル化していくUOへの批判みたいなところもあったような。

そのあたりで、評価する人は評価してたんじゃないかなぁ...

  • UO時代末期

派閥ギルドGezだっけ?設立して仲間募集した頃からなんかよくわからない...方向に。
彼の場合、ソーシャルが得意なのであって*3、対人戦がそんなに巧いわけでもなかったような。初期メンバーはたしか他鯖からの移住者(要するにキャラ育ってない、資金ない)人が多くて、そんなん集めて集団戦でナカマとかって、それ↑で批判していたアレとどうちがうんだ?みたいな。そのあたりちょっとカッコワルイ、という印象。

  • RO

「フィールドに落ちているものは誰のものでもない(はず)」のUOから、「なれあいオタカラ狩りゲー」がデフォルト、横殴りよこどりは一応たぶん「ノーマナー」なROへ。
ROで詐欺とかやってたら単なる迷惑ユーザー、枝テロはスタイルもなにもなく厨行為。だって、ぬる狩りするのが基本なんだから、そこにテロしたってなぁ。ダメだろこりゃ...
実際何度かアカ停、アカバンくらってる模様。

要するに、UOの場合は「本来ネガティブ行為も含めてなんでもアリなのがUOであり、どーしてもプレイヤーを守らなければならない部分については仕様で保護されているので(たぶん)*4、仕様で許されている範囲の行為については自己責任でお願いします」ちゅー合意が一応あり*5、要するに性悪説ベースの中で、信頼できる友達なり自分なりの遊びをみつけてくださいな、だったわけですが、RO、というよりFFXIとかもそーなんで、ざっくりと21世紀に入ってからリリースされたMMOの多くの場合は、「ノーマナー行為はダメ!みんな仲良く!><」なわけで。FFXIなら大きな詐欺とか、詐欺プレイヤー+取り締まりしない運営への抗議として禿ガルとか出てましたしね。利害関係がまったくない他鯖の人間までそういう行為を糾弾するつーわけです。前世紀のUOプレイヤーには想像つかない世界。
なにはともあれUOでは一つのスタイルとして毀誉褒貶悲喜こもごも成り立っていた...のかもしんないことも、その後MMOの在り方、プレイヤーの在り方が変化し...テンパイさんはWoWをフツーにプレイするようになりましたとさ。みたいな。

*1:PK不可エリアであるトラメルでもリスクなしに同ギルド員同士の戦闘が可能だったことから、ギルドに加入→イロイロ

*2:それやるんだったらグラフィックやらなにやらが良い他タイトルの方がなんぼかましだという気はしないこともない。あ、内装除く。

*3:とはいえネカマ結婚詐欺は絶望的にダメだった模様。あれは一般のソーシャル技術と全然違う資質が必要なのかも。ギルド入っていきなり「結婚したい!」じゃ、いくらまたーり狩りギルドでも良くてセキュア狙いのねかま、悪くて地雷喪女にしか見えない。

*4:例えばほんとにムカシはトレードウィンドウで交換する品の確認とか出来なかったはず。さすがにこれじゃ詐欺られ側が圧倒的に不利ということでその後パッチがあたったような。確かロビンさんのマンガで家の中でPKが待ち伏せしているネタとかもあったと思いますが、これも後にオーナーやフレンドなら強制バン出来るようになったはず。

*5:とはいえ、被害受けたプレイヤーがそれで笑って流せるかというと、多くの場合んなこたーなかったと思いますが。