仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

亀田騒動その後2。TBS騒動火消しプロ工作員疑惑。

亀田擁護カキコミは 「プロ工作員」の仕業? (1/2) : J-CASTニュース

えー...こういうサービスを出してる会社はいくつか他にもありまして、たまたま新聞に出たばっかりに集中砲火くらった某社(どこだか知らないけど)超乙...それにしても「手取り16万」はナイよ。いくらなんでも、1年目でももそっともらってると思いマス。業種として。

ただそういうサービスに対してオーダーとかはどんくらい入っているのかは微妙。ちょろっとお話したことのある方のところでもやってたりしまして、ちょこっとその話題になったことがあったのですが、各種CGMのチェックのオーダーはそれなりにくるけれど、削除依頼やら擁護やら火消しまではそんな来てないんじゃないかなぁ。そういやその会社がひろゆきにミカジメ料払ってるのかも聞くの忘れた。2ちゃんのトップ近くのすみっこに、PR会社とか調査会社はウチをネタにするなら金払えっつー文言が入ったのは相当前の話ですよね(うるおぼえ)。

なにはともあれ、特に業務内容として公開してなくてもPRや広報関係の調査分析会社なら、少なくとも内容チェックだけならオプションとしてやってるところはあちこちあると思います。
ただ、広報業界そのものとしては、板ルール的にもアレな書き込みへの削除依頼はとにかく、直接的な擁護&火消しはいちいちやってもムダかもくぽ...?という雰囲気のような。
大企業であるならば、ちゃんとした広報やら広告なり、商品そのもののもつチカラなりで、メッセージ発信していった方が結局早いつーか費用対効果低すぎちゅうか、ダメダメな時にいじろうとしても「工作員乙」で終了で無意味だし。

A社とTBSは関係ない、との主張だ。J-CASTニュースでは、A社の社長に取材を試みた。電話に応対した若い女性は、
「社長は不在です。私は『TBSとは関係ない』と答えるように言われています」
と話した。TBSと契約しているのか、という問いには「それは答えられない」だった。

一方、TBS広報部にはネットで起きている事態を説明したが、「その件についてはよくわかりません」と、特に肯定するでも否定するでもないコメントが返ってきた。

こういう記事の〆られ方だと、TBSが某社にオーダー入れてる可能性が消えてない、という印象を残してしまうのですが、記事の作りとしてはもうよくある王道パターンじゃあるので、もしほんとに関係ないのだったら「契約関係はない、取引はない」とか、より具体的な表現でアルナシ言わせた方が良かったんじゃという気がしつつ。こういうのって守秘義務つきで契約するもんなので、「契約があるとかなんとかを言明するのはNG」と入社したらまずたたき込まれるだろうし、問いのかたちを変えられると「若い女性」、対応不能です。TBS広報もこれ、本気で「よくわからなかった」んじゃあるまいか...

CGM監視サービスって、広報&PR会社よりもネット企業型のところが多いっていうか、従来のマスメディア向けPR会社のうちネットに対応できるところが少ないんですが、やっぱネット企業型なのかなー。

というわけで、というかぐだぐだと書くまでもなくこの件については釣りと個人的には判定。

工作員といえばソニーですが、ゲートキーパーまとめサイト、消えてる模様。
ソニータイマーとゲートキーパー: StarChartLog

=8/14追記=
ネット「世論操作」 請け負う会社の正体 (1/2) : J-CASTニュース
炎上気味の某社が大手新聞に紹介された時の文章。

「250人が24時間態勢でネットを巡回し、依頼企業の風評や流出情報を監視。掲示板の中傷が過熱した場合には、書き込みで誘導し、悪意を緩和させる措置も取る。企業は情報漏れやうわさを早期に発見し、風評被害を最小限に抑えることができる」

250人てバイトだと思いますが。所詮バイトだと依頼内容とかどっかで漏らす可能性高いんで、有人監視より自動監視+社員が対処の方がマシな気がする...ていうか250人て意味わからんな。ブログならテクノラティ見て、2ちゃんの特定板、あとYahoo!掲示板のデータを適当に定期で落として抽出すれば済む話だし。

J-CASTニュースでは、こうした情報操作をしているというサービス会社に取材した。どのような手順でやるのかを聞くと、こんな答えが返ってきた。
 「まず、問題のサイトを教えていただきまして、困ったカキコミ(Q)に対し、どんな意見(A)をぶつけるかを提示していただければ対応が可能です」
 いとも簡単な作業であるかのような話しぶりだった。

ちょwww具体的な工作内容はクライアント丸投げかよwww
クライアント側の窓口が2ちゃんスキルあるとは全然限らないというか、会社の風評守る場合になに言ったらいいのかとか単にROMってるだけじゃやっぱわかんないと思うので、そこは自社ノウハウ貯めてマスよでコンサルして料金つり上げなきゃダメっしょーーーー。
とかなんとか、ツッコミどころが大杉てもうなにがなにやら。やっぱりビジネスモデルがネット企業っぽい感じ(PR会社ならそこでがっぽり金取ります)。

ま、そういう商売があるというのが知られることそのものは、知らずにやってるより原則的には良いことだろう、と思いますが、いちいちいちいち工作員陰謀論持ち出しになるのは目に見えててなにげにウザくなる予感。ハバが、討議概念の中ででしたっけ?なんか超うるおぼえですが、誠実性追求してもしゃーないしからここはさっくりと切る、ってモデルにしてたの前世紀に読んで、それでいいのかよ!て軽くぶたまげた記憶がありますが、なんかわからんこともないような気がしてきた。

なんにせよ、万一契約相手とかどっかに流れたらクライアント企業爆炎上確定ですので、関係各社の皆様におかれましてはセキュリティポリシーの遵守をこう、がっちりと。