仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

大手CGMサイト、なんだかんだで利益につながらないよ!なシンポジウムみたいなよくわからないけどよーするにビジネスモデルがいまだ見えませんみたいな話。

アクセスは増えたが……“口コミメディア”の悩み - ITmedia ニュース
国内大手CGMサイト、「価格.com」「はてなダイアリー」「@cosme」「COOKPAD」の幹部が揃ったセミナーとかがあったらしく。
...えー、くくぱっどについてはもう見なかったことにするとして。
さりげなくソニーの黒歴史が刻まれているのも見なかったことにするとして。

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ぶくまコメが結構面白かったので。

id:ManalTenchoさんが紹介されている
「黙って読んでいる人達(ROM)の情報伝播、購買への影響」(2003)小川美香子@慶應義塾大学大学院経営管理研究科國領研究室
これ相当まとまってるし。てか2003年にこのレベルのことやってたのですか。そして@コスメで調査してるのになぜ...あああでもでもでも参考文献リストつけてー。アマゾンアフィリエイトもつけてー(違)
(おまけ)

で、話を戻して感想。
id:hamastaさんの、アフィリエイト組み込めばいいじゃない、なのは激しく同意。

去年のブラザーのキャンペーンのあたりではてな参入したと思いますが、ブラザーが直接窓口になって購入できるようなリンクってついてなかったですよね? モノがいいのは確かによくわかったし、たとえばそこで割引(でなくとも、なんかお得なおまけつけて。カートリッジとか多めにとか)直接売りますよ、とかあったらフツーになんか買う人いたんじゃね、と思いますが。そのへんの商売っけのなさがなんとも。

生マーケティング分析って、よっぽど大きな企業が本気出してやる大規模なものでなければ、なんかのついでに認知率や広告到達率についてちょこちょこアンケート取るとかメディア掲載状況見ていくとか、くらいなわけで、そこに科学的な妥当性とかはあまりないというか、一定でも「ある」レベルで妥当性のある調査施行出来るところは恐らくおっそろしく限られているわけですよ。それでも生活者がどういう情報をどこで受け取ってどう解釈してどう他の人に伝達して、結局どうしてソレを買ったのかなんて実証できっこない。つかいちいち生活者ってどこでナニ見てナニが欲しくなって結局買っちゃったとか覚えてるわけがないので、事後的にアンケートなりインタビューなりしても単純な認知率広告到達率以上に、「なぜここでコレを買ったのか」を問うてもしゃーないんじゃね?というのが自らを省みればそこに露骨にそもそもあったりで、「いちいちやってらんないんで現実解でいこーよ」てことで、成り立っているセカイではあると思うんですね。

hotwiredにアメリカの実験で、調査対象者の生活に張り付いて行動記録全部取るようなよーわからん分析しようとしてるとことか紹介されてたよーな気もしますが、突き詰めれば、それやるしかないわけですが、行動記録取られている状況だとやっぱ調査対象者の行動ってブレるだろうし、記録取られていることを知らせずにやれば、それマジやばいし。
ネットならそういうのがむしろやりやすい...はずじゃなかったのかな。バイラルCMにしても、情報にタグつけて流す技術っていうのはあるわけだし。一歩間違えれば倫理的にマズーですが。

なにはともあれ、このシンポに呼ぶべきだったのは何よりもアマゾンのような気がする。あそこがCGM型コンテンツから実際の購買に動いた実証データ一番持ってそうだし。...おおざっぱな景気の良いデータ以外の詳細な分析まで出してくれるとは思えませんが。
で、だ。広告とバレないように広告打ちたいとか言ってるアホは、2ちゃんで自社製品自賛かきことかして、速攻「社員乙w」連打され逆上するうちに荒れ荒れになるわ粘着されるわ、あおられるままについ削除依頼出しちゃったりしてホストバレしてネタにされているのが分相応だと思いました。ところでGKってなんなの?