産経新聞「iza!」

■「トラックバックもニュースの一部」――産経「iza！」 - ITmedia ニュース

iza！を運営する産経デジタルは、産経新聞社のデジタル部門がスピンアウトして設立した新会社。紙の新聞とは別会社として動くことで、新たなチャレンジがしやすいという。

iza！は、ニュースコンテンツこそ「産経新聞」「フジサンケイビジネスアイ」「サンケイスポーツ」といった自社媒体から買い取って掲載するが、見せ方や切り取り方を変えることで、紙の新聞とは異なる新しい媒体に育てる。

ああ、本社のメディア事業部とかじゃないのか。
自グループから買取りだったら安くできるだろうけれど、それでも...どうなんだろう、単体で収益出すちゅうたら並大抵でないような。

1日約600本にのぼる記事を、テーマごとに分類・掲載する。社会面の記事から事件物だけを切り出した「事件です」をトップに持ってくるなど、新聞の面構成とは異なる「ユーザー視点」（土井さん）を意識した。記事の並べ方は「ブログで話題になりやすいものを大きく取り上げる」（同社コンテンツ部の福本義彦さん）という。

これは結構怖い...たとえば、ヤフーニュースとブドアニュースと比べると、記事参照ランキングがかなりズレてたりするのは、きっちり比較したことはないんで印象論ですが、ブドアニュースの方が芸能とか下ネタとかよーわからんのをインデックスに持ってくることが多いんじゃないかと思ってるんですが、いちおー「産経新聞」という今となってはそこはかとないとはいえ権威つきのサイトで、ネットユーザーに寄りすぎちゃった時どうなっちゃうんだろう（端的には反ナントカ厨に餌やりまくり可能性とか）。

新聞ちゅーものは結局「いまある社会」を編集してみせるもんだと思うのですが、紙でやってきたことをネットにそのまま移すわけにはいかない、じゃあネットユーザーが求めるものを出すならいいじゃん、では、それはかなりやっばくね？という気もしつつ...もちろん内部でそのあたりは議論してるだろうとは思うけれど、「新聞」てなんなのよとか「新聞」がネットでてくってどういうことなのよっていうあたりちゃんとこういうインタビューでは語って欲しいような。安直にCGMマンセーしてると大変なことになるのが世の常だし。