報道分析手法について、思いつき。
国内で割りと報道分析手法晒しているのって、高雄アソシエイツ様*1とあと井之上先生がフランチャイズなの?なんかよーわかりませんがなんか日本でのサービスを行われてるっぽいCALMAで、で、あと某報道分析マニア様(謹んでクレイジーという褒め言葉を贈りたい...)に色々海外の事例見せて頂いたりとか、まあパラパラ概要はだいたいわかった...のかなぁ?というレベルなのですが。
一番わかりやすい高雄アソシエイツだと、ポジティブ/ニュートラル/ネガティブ(要するに論調の方向)×主役/脇役/引き合い(高雄の表記がこれだったかはうろ覚え。ようするに、記事の中でどんだけ言及されているか。相対的に)で、あと見出しがどーとか色々評価していくのですが...
たとえば同じ業界の企業Aと企業Bでプレゼンスなり好感度なりオーソリティとして認知されてる度(ハイブランド商品ならラグジュアリー度でもいいや)なりを比較する場合に、じゃあそれで算出したポイントでいいのかっていうのは、やっぱりちょっとどうなんだろうという気がする。
企業Aが主役で企業Bが脇役の場合、とか、記事の論調が一定方向性があって、企業Aはその方向性に沿っていて、Bはその反例として取り上げられてる場合とか、そのあたりで読み手がどうその業界内での立場...というのはおかしいな。まあなんつーかマッピングしていくのかっていうのが、たぶん読み手の受容考えたるならやってみたいところではあり。
それには雑誌なり新聞なり、記事で展開されるロジックのパターンを類型化して*2、コーダーがそれを適用していく、ような作業が必要なんだろうけれど、新聞に限っていえば、記事のパターンて恐らくそれほどたくさんはないと思うんだけれど、なにせやつらは徒弟制風に暗黙知伝達でパターンの組み方ノウハウを伝えているよーではあり、そのへんかなりめんどくさいちゃーめんどくさい悪寒もしたり。
このあたりはたぶん、高雄とかなら個別顧客の要求に応じてカスタマイズして提供している可能性は高いので、あたくしのよーな雑魚がうだうだ妄想するところではないかもしれませんが。