仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

なんか相変わらず講演活動活発らしく。

はてなダイアリー

ゲーム脳問題:見ても見えない、聞いても聞こえない
(講演会にいらした方などエントリへのリンクあり。)

私の推測を端的に記せば、森さんは「子どもたちがおかしくなっている」と思い込んでいる。だから犯人探しをした。そして森さんにはその面白さが理解できない「ゲーム」が目に留まった。「これだ!」と思って研究し、ゲーム脳理論を案出して自己暗示をかけた。そして社会の熱狂的な歓迎を受ける……。もうね、この洗脳は簡単には解けませんよ。

解けないでしょうねえ...
付記しておけば、テレビでもゲームでもインターネットでも携帯でも、新しいメディアが出てきた時って、きちんとした検証ナシのメディア疎外論てぎゃーすか出てくるのはお約束ではあり、んでもって90年代以降そういうのが色々出まくりでメディア疎外への不安ていうのが根強くある社会になってるってのもあるかもしれません。
なんで(ある種の)人は新しいメディアを怖がるのか、非常に不思議だし魅惑的なテーマではあるのですが。自分は携帯はほぼ使わないですが、ネットやゲームは抵抗なくするっといけたので、全然わかんない...
とりあえず、たとえば「対面しているヒト放置で携帯に夢中」とか、日常儀礼の変化とかで引っかかるのかなあ、とはいえるけれど、もうちょっと深いところにある不安がなんかありそうで、でも私には見えてこない。

で、講演に出席されて果敢にツッコミされた方のエントリ(不勉強ですみませぬ。初見でした)
リヴァイアさん、日々のわざ: 森昭雄氏の世田谷区講演リポート

なんつーか、森教授煽り必死(リジェクト問題とか、990万人いるところとかで言われてるんでしょうか。バッシングはチェックしてるようですね)、一般参加者はそんなに真剣に聞いている風でもなく「そうなんだ〜」という空気感だったんでしょうか。
....と思っていたら、光テンカン(懐)を誘発しそうなプレゼンスタイルだったそうです(笑)

森昭雄博士の講演「テレビゲームと子どもの脳」@世田谷に行ってきました - せんだって日記 - 楽天ブログ(Blog)
親寄りの視点からのレポ...という感じ。

ゲーム脳講演会関連記事のまとめ - akiyan.com 管理人メモ
この講演会関連リンクえんとり。

=追記=
国内学術論文などのサーチは、自分は
http://opac.ndl.go.jp/
の、雑誌記事検索からやっているんですが、森昭雄、で検索すると30件くらい、一般週刊誌と、あと学術論文としては@nifty:@homepage:エラーでのシンポジウム報告くらいですね。同学会は、紹介なしで入会できるっぽいし、学部生なんかも入ってるっぽいんで、アカデミックなものというよりは、実務者の研修&交流組織という側面が強いような印象ですが。
で、気になったのが、教育関係の雑誌に書いているものが多いこと。そっちの方が問題といえば問題かも。

あと、関連記事から
ページが見つかりませんでした « 馬場章研究室(東京大学大学院情報学環・学際情報学府)
東大馬場研究室。定例研究会とか行っているそうです。よさげ。