リネージュIIで中華用プロクシ商売してた中国人元大学生に執行猶予3年。+韓国でのBOTタコ部屋話。
これまたかぶりまくりネタ。
■リネージュ判決:中国人の被告に執行猶予3年 高松地裁(毎日インタラクティブ)
■http://www.sankei.co.jp/news/060113/sha035.htm:title不正アクセスの中国人に懲役2年、猶予3年 高松地裁(Sankei Web)
- 対象
「リネージュ2」
- 訴えられた理由
王被告は自宅などにネット接続を代行するプロキシサーバーを設置。05年2月から5月にかけて、同サーバーを経由してゲーム運営会社のコンピューターに中国からのアクセスを集中させ、画面の切り替えが遅くなるなどの障害を与えるなどした。→運営会社の営業を妨害
- 訴えられた罪
電子計算機損壊等業務妨害などの罪
- 訴えられた人
中国人の無職、王祥蒅(おう・しょうき)被告(27)=福岡市博多区東比恵2=
- 判決を出した人
高松地裁の増田耕児裁判長
- 判決が出た日時
2006年1月13日
- 判決
懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年)
- 判決の理由
「運営会社に与えた被害は軽視できない」など
- 被告がやったこと(毎日版)
ゲームは04年6月以降、海外からアクセスできない仕組みになったが、王被告は同サーバーで中国からユーザーを侵入させ、利用料を受け取っていた。中国のユーザーらは、RMTで日本円獲得。
- 被告がやったこと(産経版)
王被告は利用者から中継料金を徴収。ゲーム内で使われる仮想通貨や装備を安く購入し、ネットオークションを通じて日本人に転売、多額の利益を得ていた。
ちょっと媒体によって、単なるトンネルなのか、もうちょい違うのかムラがあるですね。
あくまで不正アクセス...じゃないけど、国内以外からは禁じられているアクセスを可能にさせていた、ということと、それでサービスに影響を与えた、という点での告訴であり判決なようです。「画面の切り替えが遅くなるなどの障害」ていうとなんだかそりゃ執行猶予くらいだべ、という気がしますが。しかしこの人の人生にこの判決がどんくらい影響及ぼすのかよくわからないですね。
やっぱり搦め手からの裁判という印象だけれど、RMTなりbotなりを運営妨害として告訴しようとしたら、ゲーム内の金の流れ人の流れ丸ざらしの物凄い資料出さなきゃいけないだろうし、それは運営元としてはなにがあってもダメなんだろうなぁ。
=追記=
■ネトゲ研究日誌:韓国作業場の実態 - livedoor Blog(ブログ)
韓国にもあった、つうかバイト情報に載ってるらしいBOTタコ部屋。
月給7〜8万、12時間交代泊まり込み勤務。だそうで。6人で25台を操作と。
BOTタコ部屋業は、RMTでのゲーム内通貨販売先の国との人件費のギャップがかなり大きくないと厳しくない?と思ってましたが韓国で月給7〜8万てどんなもんなんでしょう。
というか、確か昔Hotwiredに載ってた、EQだかUOだかでRMTして生活成り立つかどうか試してみたライターさんは、自分の平均的な月収にせまりそうな勢い(金額忘れたけど、当然7、8万よりは全然多い)だった気がしますが、めちゃくちゃ搾取されてそげな予感。
月何日勤務とかは謎ですが、ライブドアの中国コールセンタータコ部屋事業時給288円より若干マシか同じくらいなのかしら........恐ろしいよライブドア!