仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

そのころサイワールド日本版開始。

韓国の巨大SNS「サイワールド」日本版、慎重な船出 - ITmedia ニュース

韓国サイワールドは、韓国SK Communicationsが1999年にスタート。2001年にミニホームページサービス「ミニホムピィ」を搭載してから一気にブレイクした。月間の売り上げは約800万ドル(約9億7000万円)で、うち8割をミニホムピィ用のアバターやスキンなどデジタルアイテムから、残りを広告から得ている。

見れば見るほど化け物サービスですが、この「競合者がいないときに『アイテムは買うもの』」という利用モデルを刷り込めたのが勝因なのか...も? あと、セキュアなお手軽決済手段がなんかあった記憶。携帯つかった少額決済がどーとかとか。
単純に国民性とかそういうことじゃないような気がするんですよねっつーか国民性に還元しちゃうと行き止まりだからそっち行きたくないつーか。
で、日本版はどーするかというと、

日本版を運営する日本サイワールドは、市場調査を慎重に行い、当初10月の予定だった正式オープンを2カ月延ばして日本人のニーズを把握。β版のユーザーの声を聞いて改良を重ね、日本向けに最適な仕様を探ってきた。

 日本版独自の機能として「フェイバリット箱」を装備。趣味などをキーワード登録すれば、同じキーワードを登録しているユーザーとリンクできる仕組みだ。「日本人の多くは、ネット上でコミュニケーションした経験があまりない」との調査結果から搭載を決めた。

 個人情報の管理に慎重な日本人のニーズに応え、日記やアルバムなどの公開対象をグループごとに設定できる機能も装備した。「日本人はオリジナリティを重視する」との調査から、背景デザインの自由度も高めた。

それよりも!なによりも!アバターが一般ユーザー向きにかわいいことが大事...
SNSやるんだったら、Jenkaやりたいんだよー! でもマカーお断りなんだよう...orz

...って、
일시적인 장애 : 싸이월드
よくみたらアバターなかった。韓国のだからてっきりあるかと思ってたのに...

12/8追記
hiro@米国IT企業社長様からお知らせいただいて韓国でのサイワールドの様子や日本展開の可能性についてのエントリーを拝見。

サイワールド 韓国最大のコミュニティ・サイト|◆ 米国 IT企業社長ブログ ◆
サイワールド (その2)|◆ 米国 IT企業社長ブログ ◆
サイワールド (その3)|◆ 米国 IT企業社長ブログ ◆
サイワールド(その4) 最終回|◆ 米国 IT企業社長ブログ ◆

私がサイワールドのサービスで一番興味のある事は、この「個人」がとても前に押し出されているところで、見る側の視点に立った場合、ブログはどちらかと言えば「書いている本人ではなく、書いている記事の内容に興味がある」のに対し、サイワールドでは、「ホムピイや日記を書いているその人、個人に興味がある」ということだと思います。
(その3での記述より引用)

国内だと...blogで「なにを考えているヒトか」を積み上げることによって、匿名のまま一定信頼性が見積もれるようになってそのへんで匿名のまんま文化が延びてるんじゃないかという印象がありますが、サイワールドのサンプル画面とか見るにつけ、まずそのレイアウトからしてびびります。
日本のblogでも、プロフィールとかつけなさい画像枠があり、多くの日本人はチキソに飼い猫やら風景写真でごまかすか、コワイもの知らずなコムスメさんですら、本人特定が難しげな写メ画像なんぞをはっつけているわけなんですが、サイワールドは違う。ぱかーっとでかいです。画面左1/3が本人写真。うちらの感覚から言えば正気かという気がしますが...この個人情報おおっぴらぶりが社会問題になってるという話もちらっと言及なさってますが、とりあえずストーカーとかそのへん犯罪とか大丈夫なのかよという感じです。韓国って日本より治安いいのかなぁ...謎。まあ犯罪リスクだけで実アイデンティティ出さない、というわけではないのですが。

んで運営といえば、1999年に創業され、2003年に韓国有力財閥のSKグループが買収、で、SKグループ関連会社のマイレージがサイワールド内通貨に交換できるなど、「単にみんなが物凄い勢いで使ってるネットワークサービス」てだけじゃなくて、実経済にも絡んだインフラになっているそうです。

韓国経済知らないのでちょいググリ。
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などなど。よそを見たら、携帯キャリアとして韓国最大手。んで、建設、保険、石油関連事業などなどいっぱい。