仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

本当に大丈夫なの?広島県警...とか思っていたらDNAでなんかでたっぽい@あいりちゃん事件。

あいりちゃん事件でペルー日系人が逮捕され、たのですがなんというか、新聞報道(うちは生新聞毎日、ネットニュースも毎日が一番手広く配信してるんで、毎日ネタ拾ってることが多いのですが)見てる範囲では...なんか大丈夫なのかこれはというか。すげーーエラリー・クイーンの『ガラスの村』*1思い出すというか...

逮捕前のちらちら報道。

・遺体に損傷あり。(詳細不明)
・あいりちゃんが入っていたガスコンロの箱が最大の手がかり
・その底かなんかからテープから指紋採取
・箱からチョコの包み紙が出てきた
・以前からこの一帯に女の子に写真を撮らせてくれとウロウロしていたアホがいたらしい(これは一般日本人の大きなお友達と思われます)

などなど。
ゴリ押し気味に逮捕した根拠は、「アリバイがない」「ガスコンロを買っていた」(今のところ逮捕された人は事件朝に箱を捨てたと主張)ほかは、近所の人の目撃証言で、物証ちゃんと出るのかコレ? 流れ的に今朝あたり、遺留品から出た指紋と一致しますた報道でも出なかったらかなりヤバいよこれと思ってたけれど、あいりちゃんの衣服に付着した汗や皮膚組織と容疑者のDNA鑑定の結果なにかが一致、ということになった模様です。これはガチな証拠ってことでいいのかなぁ...たとえばABO血液型だけが一致しても詳細伏せちゃえば「血液鑑定の結果一致した」とかガチっぽくも書けちゃうのがメディアの怖いところ。どんくらいのテストした結果なのかきちんと書いてほしー。
結局、近所の人の目撃証言の積み重ねばっかり報道されてて...矢野のどのへんかわかりませんが、新興住宅とかだとまっさらに「郊外」だったりもしますが、旧家と民家とごちゃごちゃ地域ぽいしなぁ...ぬっちゃけ、今までの報道の近所の人々の証言を見ても察しがつきますように、広島の人間てかなーり排他的な部分もありますから、あんまり信用できねーとひやひやしてます。

*1:探偵役はエラリーぽいけどエラリーではない朝鮮戦争帰りだったかなんか。あ?太平洋戦争だったかも...ニューイングランドど田舎ほとんど滅亡しかけの過疎の村で殺人事件。で、そばをうろうろしていた東欧系の労働者(革職人として技能持っているけれどアメリカでは認められず、技能が生かせず単純労働者というかほとんどホーボーに)がたいーほされ、というかそれ以前から人生虐げられまくりの誤認逮捕された労働者、そして同じくノーフューチャーすぎな村の人々と、かなり鬱になれる作品。最後のへんのファナティックな村人のおさーんが元革職人に謝るところとか、もーね、貧乏だし未来ないけどでも自分は正しいことしてるアメリカの市民なんだっつー誇りすら奪われて、うなんにもなくなっちゃったって感じで、この後どうやって生きていくんだろうとマジで心配になってきます。推理小説としてはあんま評価できないかもですが、ある意味すごくクイーンらしい小説。どのへんの意味かは聞かないでおくんなし