非モテ文化。
■合言葉はBetter Late Than Never！新作童貞映画『The 40 Year-Old Virgin』に注目！ - IMITATION GOLD
なんか昔電車男まとめサイトか？ 毒男板関係で「童貞で40越えたら妖精さんになる」とかなんとかいう言い回しがあったような（うろ覚え。古谷実とかが言いそうな気もするが）
キーワードちょっと回ると「魔法使い」に、「童貞で30歳を越えると魔法が使えるようになる」というやっぱり毒男ネタがあったという記述アリ。その発展系か。
古今東西の名作やら文豪やらを「非モテ文化」的観点からレビュー。おもろい。
エキサイト、トップのデザインがあまりにもアレすぎてポータルとして使ったことはないんですが、中のコンテンツはなにげにイイ。
そういえば、こないだジュンク堂行ったら『電波男』平積み、小谷野さんの『帰ってきたモテない男』が１Ｆレジ前でpopつきだったか。
非モテ文化はやってるんですかね。
ところで、大学時代に「恋愛共産主義」を唱えていた先輩（♂）がいたような記憶がふと。
・すべての男女を効率よく配分しあうために、一夫一妻主義。二人以上つきあったことのあるヤツはラーゲリ送り。
・ラーゲリにぶちこんだだけだと当然合コン状態になってしまうので、鬼のパノプティコンシステムを導入。独房で造花でも作ってやがれコンチクショウ。（今考えれば男女別にすればよかったんじゃ・・・）
・恋愛共産主義革命において功績を挙げ、党幹部になると当然別枠。人間の想像力の限界を越えた物凄いハーレム出現。あれだ、『柳生忍法帖』の女ばっかり牢屋とか。
・・・いかん、ほんとはもっとおもしろかったのに細部を忘れてる。
原則はスターリン主義パロディのネタ。語る時にめぢからが妙にUPしていたのがネタとしての迫力を増してましたが。
なつかしーなー・・・今どうしてらっさるんでしょう。あのままならば、妖精さんにリーチがかかるお年頃ですが。つーか、電波男の著者紹介、彼じゃねーだろなーとチェックしたのでした。違っててよかった（はぁと）
＝07/12/28追記＝
■re: 「非モテ」とは何か - ls@usada’s Backyard
経由で、
■404 Error - Not Found
など拝見し、
■恋愛資本主義とは - はてなキーワード
とか見てるうちに.......あれ。自分が思ってたのとなんか違う。
某先輩が言ってた「恋愛共産主義」は、恋愛している状態そのものを資本と捉え、その再配分を要求するもんだったんですが、21世紀の「恋愛共産主義」は恋愛に絡めたマーケティング批判みたいなニュアンスが強いのかなー。
どちらが過酷かというと、たぶん1990年版。21世紀版は年末ジャンボ前後賞当てればひっくり返せるというドリームを持つこともできますが（金の使い方スキルの問題はありますが、それも金である程度なんとかできるわけだし）、1990年版は金があってもたぶんこの状況は変わらないという認識が前提にあったように思います。
で、非モテ内立ち位置の違いを整理した秀逸なマップも拝見したのですが、
■ScarecrowboneLog
某先輩はモテたいというか恋愛したいという欲求は相当あったんだと思うのですが（その意味で「いつか白馬のお姫様」アリ）、カテゴリが難しい。ネットと出会い、んで「同志」を発見しちゃったら活動家いったのかもしれないけれど、活動家属性めっさ低い人だったしなー...拒モテ内になりますが非モテファイトクラブ派内ネタ風味くらいの感じかな〜...難しい。
逆に言うと、ネットがなければ非モテもなかったというか、少なくとも今とは異なるかたちになってたんじゃないかという気がひしひしとします。
あと、間に失われた10年＋経済格差進行があるんで、そこもプレッシャーのかかり具合＆ルサンチマンの深さと広さが違ってきてる気がする。
